お見合いのマナー

砕けた雰囲気だからどんな態度で臨んでもいいのかといえば、それはまた別の話です。

お見合いでの出会いを、ゆくゆくは結婚にいたるまでのものへとつなげていきたいのなら、お見合いの席でのマナーはきちんと守る必要があります。

良い出会いとなるようなお見合いのマナーは、おおよそ次のようなことがあります。

まず、お見合いの席での喫煙や携帯電話の電源を入れておくというのは、マナー違反です。

またせっかくこれから、今日の出会いを生かしていこうというお見合いの席で、過去の恋愛話を尋ねたり交際人数を確認したりしたら、非常に失礼に当たります。

ですから、お見合いの席での会話のマナーとしては、趣味の話や好きなことの話、休日の過ごし方など、楽しく気持ちが明るくなるような話題にするのが一般的です。

そして、適度に相槌を打ちながら、相手に話をさせてばかりではなく、自分も適度に話しをします。

むやみに自分のことばかりを話しすぎ、相手に話をさせないのもマナー違反なので、おおよそ半分ずつくらいの会話量になるよう心がけます。

話題の内容

自分の話しをした後に、「あなたはいかがですか?」と尋ねてみるのも、お互いの話ができてよい出会いになる可能性が高くなるでしょう。

そして、お見合いでの会話の内容で、絶対にしてはならないのが思想や政治、人権や宗教の話です。

これは、個人の中でもかなりデリケートな話題となりますので、初めての出会いの場であるお見合いで、ずけずけと尋ねる内容ではありません。

どうしても知りたくなったら、相手の方を紹介してくれた仲介人に、後で尋ねてみればよいことです。

結婚するのであれば、確かに宗教や思想は非常に重要な問題です。

なので、知りたいと思う気持ちが生まれるのは当然ですが、それは後々にお互いの気持ちが結婚へむけて固まることがわかってきてからにするのが、礼儀というものです。

思想や宗教、政治などではなく、まずはお互いの人柄を理解できるような会話の内容にし、この出会いを後に続けていけるかどうかを人間性で判断できるようなものにしましょう。

他にもお見合いの席で話題に上ると失礼に当たるものとしては、身内の自慢話や相手の収入、学歴についての話題、また身につけているブランド品にかかわる話題などがあります。

これらは、すべて相手や自分の人柄を理解するというよりも、条件を確認しているような話題です。

お見合いで実際に顔を合わせるということは、人柄を理解するための出会いの場を作ったということなので、そこをよく踏まえておきましょう。

また、お見合いを終えた後、当日のうちに相手の方へ直接返事をするというのは、ルール違反に当たります。

後日、おおよそ1週間を目安に、仲介してくれた方を通して返事をするというのがお見合いのマナーです。

それは、お見合いによって出会いがあった二人が、その後その出会いを生かしていけないと判断したときに、失礼のないようにするためです。

また、紹介してくれた方への礼儀でもあります。

そしてもうひとつ、お見合いでのマナーとしては、なれなれしい態度や砕けすぎた言葉遣いをしないということです。

節度ある態度で、相手のことをほめながら自分のことは謙遜して話をするのが、お互いに好印象を持ち合う出会いとなる可能性を高くします。

まだ初めて会ったばかりの二人ですから、相手を気遣う態度を示すのが、お見合いの心遣いというものです。

マナーを守って、お見合いがよい出会いの場となるとよいですね。